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福島県のごはん日記

~地域の食材の美味しさと魅力を引き出す~ JA東西しらかわ 旬彩レストラン「山ぼうし」根岸祐料理長

2017/12/22 20:08 昼ごはん 晩ごはん 子ども 旅行・お出かけ

 福島県棚倉町にあるJA東西しらかわの旬彩レストラン「山ぼうし」は、素材の味を生かすことをコンセプトに、地域の農産物をふんだんに使った料理が人気のお店です。ランチタイムには、メイン料理のほか、サラダや漬物、グラタン、スープ、郷土料理など全て手作りの副菜が、ビュッフェ形式で10種類以上並びます。


 今回は「山ぼうし」の料理長 根岸 祐さんにお話を伺いました。根岸料理長は、埼玉県のご出身で、調理専門学校卒業後、都内の中華料理店やホテルで経験を積まれました。ウィンタースポーツが趣味の根岸料理長は、地方へ訪れるたびに、東京にはないその地方ごとの食の美味しさのとりこになりました。地方で働きたいとの思いを強くし、9年前に知人の方の紹介で福島県へ移住。白河市内のホテルで日本料理に携わった後、2013年、旬彩レストラン「山ぼうし」のオープンと同時に料理長に就かれました。


「東京で働いていた頃は、技術があって美味しい料理が作れたらそれでいいと感じていましたが、福島に移ってきてからは、ただ美味しいだけではなく、個々のお客さんが、その空間を楽しめる料理を提供したいと考えるようになりました。この地域の美味しい素材が美味しく食べられるようにと常に考えています。野菜そのものの味を感じてもらうために、あえてえぐみを残すなど、本来の味を残し、採れたての味を提案しています。」


根岸料理長は、料理を通して農産物の美味しさをPRするとともに、お客さんへ料理のレシピを配布することで、料理を食べたお客さんが美味しいから家でも作ってみよう!と感じてもらい、併設する直売所の農産物購入にもつなげたいと考えています。生産した野菜を多くの人に食べてもらいたいという生産者の思いをつなぎ、食材の美味しさを生かした料理やその料理を介した楽しい空間を食べる人に届けたい、という根岸料理長のひたむきな姿勢は、多くの信頼を生み、地元の生産者の方からは作付けや販売、加工方法と多岐に渡る相談が来ることも。


「料理をする際に、野菜を品種で使い分けられるのはとても贅沢なこと。東京にいた時、トマトはトマトでした。今は桃太郎、麗夏など料理によって品種を使い分けています。地元の方にとっては、ごく当たり前のことかもしれませんが、実はとても贅沢なことだということに、みんなで気づいて、誇りを感じてほしいと思います。」

今後の抱負を伺うと、「いつか福島で自分のお店を構え、周りの方とのつながりを大事にしながら、福島の食文化の素晴らしさを発信していきたいです。この人が使っている野菜なら高品質で美味しいだろうと、自分が生産者のお墨付き役になれるよう、調理技術や知識をもっともっと身に付けたいと感じています。外から来たからこそ分かる福島の良さを発信していきたいです。」と教えてくださいました。


 関東に近い棚倉町は、関東圏からのアクセスも良好です。併設のJA東西しらかわ農産物直売所「みりょく満点物語」では、「山ぼうし」の料理で使用されている農産物を購入することができますので、お食事後は、ぜひお買い物をしてください。


JA東西しらかわ農産物直売所「みりょく満点物語」

(住所:福島県東白川郡棚倉町下山本愛宕平15の1)※定休日:毎月第3火曜日

http://www.touzai7.com/miryoku-manten/index.html#contents02

■旬彩レストラン「山ぼうし」

営業時間11:00~15:00, 17:30~20:00(電話:0247-23-0831)

■直売所:営業時間9:30~18:00(電話:0247-33-1212)



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