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福島県のごはん日記

~地域の恵と伝統の味、舘岩在来種で作る裁ちそば~ 会津高原たていわ農産(有)・たていわ裁ちそばの会

2018/02/23 20:15 昼ごはん 晩ごはん


福島県南会津町舘岩地区にある「会津高原たていわ農産有限会社」は、農業部門に特化した会社として平成14年に創業しました。代表取締役の星安彦さんにお話を伺いました。

「たていわ農産」では、高齢などを理由に離農された方の土地を借りて、米やそばの栽培をすることで、休耕地の農地再生を行っています。現在では、舘岩地区内の農地の約40%(面積でおよそ85ha)を集約しているそうです。舘岩地区は、伝統的な曲屋が残る前沢集落や秋の美しい紅葉など、観光地として有名なこともあり、荒れた農地を再生し、土地を守っていくことで、美しい景観を保全する活動にもつながっています。


 栽培されているそばは、福島県のオリジナル品種である「会津のかおり」と「舘岩在来種」です。在来種は、標高が高い場所での栽培に適した品種で、標高900mの高杖(たかつえ)高原で栽培が行われています。大変風味が良いことから、地元の方に人気です。種まきは7月上旬から8月上旬にかけて、天気を見極めながら行います。良いそばを栽培するため、特に排水には気をつけているそうです。9月下旬に等級、品質の検査を行い、年間約2000袋(22.5kg/袋)を出荷します。


そばの等級は比重(実の入り方)で決まります。1等、2等、等級外とありますが、たていわ農産のそばは、ほぼ1等です。良質のそばは重みが格別で、そばの職人さんはもちろんのこと、関東圏の一般の方からの発注もあり、中には挽きたての風味を楽しみたいと殻付きで購入し、近隣で製粉を行う方も。東京都内のそば屋でも、南会津町舘岩地区のそばは味が良いと評判で、そば粉をわざわざ買いに来る方もいらっしゃるそうです。


 在来種は香り高いのが特徴ですが、手打ちにはコツがいることから、そば打ちに熟練した方々が好むそばとも言えます。南会津町とお隣の檜枝岐村では、布を裁つように切ることからその名がついた「裁ちそば」が郷土料理として有名です。地元の農家のお母さん方で構成される「たていわ裁ちそばの会」の皆さんに作り方を教えていただきました。良質なそば粉で作る十割そばの「裁ちそば」は一度食べたらやみつきになる美味しさです。


「たていわ農産」では、そば粉を1袋800gから販売しています。販売量は応相談です。ご注文は電話番号0241-78-2795までご連絡ください。

たていわ農産のそば粉で作るそばは、道の駅番屋、そば処 曲家で食べることができます。


■道の駅 番屋 http://www.kanko-aizu.com/kau/3213/

■そば処 曲家 http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10347/


また、会津高原レジャーサービスでは、裁ちそばづくりの体験もできます。

 http://aizukougen.co.jp/

(通年。所要時間:約2時間 料金2,500円/人)電話:0241-78-5066



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