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福島県のごはん日記

~「農業」から「愛、実るプラットフォーム」づくり~ Berry's Garden代表 景井愛実さん

2018/03/02 18:30 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん 子ども くらし

農業女子、スムージーアドバイザー、起業家として活躍されている景井愛実さんは、福島県福島市の農家に嫁いで10年。嫁ぎ先の景井農園はりんごや桃を栽培する果樹農家です。


結婚されるまでは農業に接する機会が少なく、農業がどういうものか分からない状態だったそうですが、子育てをしながら畑や果樹園で過ごす時間が増えていく中で農業の魅力に開眼。旬に採れる農産物の美味しさを活かした料理のレパートリーを増やし、より多くの人にその美味しさを伝えていきたいと考えているそうです。

そんな景井さんがスムージーアドバイザーの資格を取得したのは、少しの傷で畑の隅に捨てられてしまう果物を見て、どうにか活用できないかと感じたことがきっかけ。傷があっても、栄養価や美味しさはまったく変わりません。スムージーとしてひと手間を加えてあげることで、価値あるものとして生まれ変わらせることができると考えたそうです。景井さんが主催するスムージー教室はとても好評で、毎回たくさんの方が訪れます。


景井さんが代表を務め、加工商品の開発や支援を手がける「Berry's Garden」が立ち上げられたのは、震災後、特に“伝える”ということの重要性を感じたことがきっかけでした。自分たちが生産・加工したものをより多くの消費者に届けるには、販売手法や発信手段などにもっと力を入れる必要があり、そのためには経営の考え方も学びたいと、独学で一から勉強をされたそうです。


そのひたむきな思いは着実に成果として現れました。景井さんが中心となって開発した「りんご農家のスパークリングボトル」は、発売3ヶ月で売上げが千本に達する人気商品となりました。福島県産のりんごをベースとしたドライフルーツが入っており、炭酸水を加えることで、本格的にスパークリングドリンクとして楽しむことができます。働く女性や子育て中のママ達が、お風呂上りなどホッと一息つきたいときに味わって欲しいという思いが込められています。商品化にあたっては、ママ友や農業女子として共に活動している仲間との会話の中から、ヒントをもらうことも多いそうです。


「Berry's Garden」は地域に根差したプラットフォームを目指し、皆が集う庭をイメージし、ガーデンという言葉を名称としました。農業がより魅力あふれるものとして地域に根ざしていくために、それぞれの人が得意な分野を活かし、やれる事とやりたい事をつなぎ合わせることで仕事を創出し、行政や企業と連携しながら地域の人々が活躍できる場を目指しています。


「農業には泥臭さも大事だと思いますが、“おしゃれ”という切り口で若い人たちへ新しい農業の視点を提案できればいいなと思います。職業選択の一つとして、農業っていいなと思ってもらえるように、自分自身がやっていて楽しい、可愛い、胸がキュンとするようなものを作り、消費者の方とも交流をしていきたい。」と今後の抱負を教えてくださいました。


景井さんは農業女子として活躍中です。

■農林水産省 農業女子プロジェクト

https://nougyoujoshi.maff.go.jp/

■ふくしま農業女子ネットワーク

https://www.fuku-girl.jp/


□Berry's Garden

人気商品「りんご農家のスパークリングボトル」の詳細はこちらから。

また、景井さん自ら6次化商品のアドバイスも行っています。

https://berrys-garden.com/


□FUKUSHIMART(福島県田村郡三春町斎藤仁井道126 三春ハーブガーデン内)

取材で伺ったFUKUSHIMARTでは、景井さんの商品に加え、福島県内の6次化商品を販売中です。(電話:050-5241-6416)

※営業時間:10:00~17:00

※冬期期間・年末年始を除いて無休

https://www.facebook.com/fukushimart/



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