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福島県のごはん日記

~三島町の会津桐を使った真っ黒な「桐炭麺(きりたんめん)」~ 佐久間建設工業株式会社森林事業部

2018/03/16 17:46 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん くらし

三島町は福島県の西部、奥会津に位置する山間の町で、冬季は積雪が1~2mにもなる豪雪地帯です。古くから会津桐の産地として知られ、中でも、三島桐は逸品とされ高い評価を受けています。桐はゴマノハグサ科に属し、神聖で「高貴な植物」とも言われています。町内随所で植栽されており、会津地方では、女の子が生まれると桐の木を植え、嫁入りの際にはその木で嫁入り道具をそろえました。


今回は桐炭を使用して作った真っ黒な麺「桐炭麺(きりたんめん)」について、佐久間建設工業株式会社の清水工場長にお話しを伺いました。清水工場長は、町の特産品である「会津桐」を活用した新商品を開発しようと、地元の民間企業、行政、商工会が一体となり設立した「三島町炭化プロジェクト委員会」の一員です。

桐炭製品の商品化のため、平成23年に会津桐炭株式会社が設立され、現在は佐久間建設工業株式会社が事業を引き継いでおり、清水工場長は、前身の会津桐炭株式会社の設立当初から現在に至るまで、桐炭商品事業に携わられています。


桐の伐採後、廃材になる部分を炭にしたらどうなるのだろう?と考えたのが商品開発の始まりだったそうです。箪笥にも下駄にもならなかった廃材を細かく砕き、炭チップや炭パウダーにします。「還元滅菌加工機」という機械を用いて、会津桐の炭化を行い、炭パウダーは、製粉所で粉末化されます。桐炭チップは消臭、脱脂、濾過などに高い性能を発揮し、桐炭パウダーは食品、化粧品を始めとした製品に配合することで、様々な特徴を付加することができます。


研究と試行錯誤により誕生した「桐炭麺(きりたんめん)」は、桐炭パウダーを麺に練り込んでおり、ツルツルとしたのど越しと、モチモチとした食感が楽しめます。炭を練り込むことで、柔らかさや弾力性が生まれると考えられています。


試作当初は、各地の製麺工場に製造を依頼しましたが、桐炭が他の製品に混ざらないように管理するのは難しいということで、交渉は難航しました。そんな折、会津製麺さんが製造を快く引き受けて下さり、株式会社山際食彩工房代表取締役の山際博美氏監修のもと、パスタ・そうめん・うどんを製品化しました。真っ黒な麺という珍しい見た目に多くの方が驚かれますが、試食後は美味しいと大変好評です。


今後は、販売地域を福島県内全域と東北地方に拡大すること、ホテルや旅館の食事として取り扱ってもらうことが目標です。黒い麺のため一見すると堅そうに見えますが、実際に試食すると、柔らかいのど越しと弾力のある食感がくせになります!

桐炭麺のラーメンは、以下の店舗で実際に召し上がることができます。

■お食事処つるや(早戸温泉つるの湯 1階)

電話:0241-52-3324  https://www.okuaizu-tsurunoyu.jp/dish/


乾麺は、ラーメン3食スープ付き920円(税込)、パスタ390円(税込)、そうめん、うどんは360円(税込)で、以下の店舗で購入が可能です。

■道の駅 尾瀬街道みしま宿

電話: 0241-48-5677 http://www.okuaizu.net/spot/1421/

■道の駅 会津柳津 観光物産館 清柳苑

電話: 0241-42-2324 http://www.okuaizu.net/spot/995/

■道の駅あいづ 湯川・会津坂下  

電話:0241-27-8853 http://heso-aizu.jp/

■道の駅ばんだい

電話:0242-74-1091 http://www.michinoekibandai.com/

■奥会津歳時記市場 

電話0242-28-4474  http://yuki-s.jp/saijiki/top.html


また、電話やメールでの注文も受け付けていますので、遠方の方はぜひ下記へお問い合わせください。1点からでも購入可能です。

■佐久間建設工業株式会社 森林事業部 

受付時間:8:00~16:30(平日)

電話:0241-42-7802 

メールアドレス:kiritan@aizukiri.or.jp


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