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福島県のごはん日記

~黄金色に輝くこだわりのエゴマ油~ 福島県田村市 日本エゴマの会・ふくしま代表 渡部芳男さん

2018/03/30 00:33 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん 健康

 福島県田村市でエゴマ油を製造している渡部芳男さんは、エゴマ油作りの名人です。2004年からエゴマ油を作り始め、安全・安心で美味しいエゴマ油を作ろうと研究を重ねてきました。現在は、日本エゴマの会・ふくしまの代表を引き継ぎ、美味しいエゴマ油作りに取り組んでいます。

 

 エゴマ油を作り始めたきっかけは、芳男さんの脳梗塞でした。何か体に良い食べ物は無いかと探し、辿り着いたのがエゴマ油だったとのこと。エゴマ油は、脳卒中の予防やコレステロールの減少、血栓の予防、美肌などの効果があると言われています。


 芳男さんのエゴマ油作りは、無農薬・無化学肥料のエゴマ栽培から始まります。5月末に種蒔きをして、苗を育て、6月末に育てた苗を畑に植え替えます。合計で4万5千本もの苗を植えるそうです。


 畑に植えられたエゴマの苗は、すくすくと太陽に向かって伸びていきます。あまり伸びすぎるとエゴマ全体に栄養が届かなくなってしまうので、摘芯という作業をして上に伸びようとする枝を、一本一本切っていきます。もちろん、無農薬栽培なので、生えてくる雑草も手作業でむしっていきます。9月頃には、小さな白い花を咲かせ、そこから1か月後くらいがエゴマの収穫適期となります。


 エゴマの刈り取りも、エゴマ1本1本の状態を確認できるように手作業で刈り取っていきます。刈り取ったエゴマは、葉が落ちるまで乾燥させ、その後は、エゴマの実を取り出す脱穀という作業をしていきます。脱穀したエゴマの実は、ゴミを取り除き、水洗いしてエゴマだけを取り出し保管します。


 その後、エゴマを搾油機で搾り、エゴマ油を抽出します。渡部さんは、エゴマをそのまま絞る生搾りと、炒ったエゴマを絞る焙煎のエゴマ油の2種類を製造しています。特に焙煎は、エゴマを絞る前に炒る工程が入りますが、温度や時間など、エゴマの状態を見ながら調整することで、美味しい焙煎エゴマ油ができるとのことです。


 渡部さんの作るエゴマ油は、クセが無くとても食べやすく、生搾りは、エゴマ本来の風味が楽しめ、焙煎は、炒った香りの良さを楽しむことができます。ちょっと舐めてみると、オイルのヌルヌル感はまったく無く、サラサラしていました。阿武隈地方では口当たりが良いことを「なめっこい」と言いますが、まさに「なめっこい」サラサラした口当たりが印象的でした。

生搾りは、野菜ジュースやヨーグルトに、焙煎は、納豆や漬物にちょっとかけるのがおススメとのことです。奥さんの章子さんにオリーブオイルの代わりに生搾り、ごま油の代わりに焙煎を使うと、健康に良いエゴマ油を簡単に摂取することができると教えていただきました。


 エゴマ油に含まれるα‐リノレン酸という脂肪酸は体に良く、1日あたり小さじ1杯から大さじ1杯程度摂取すると良いと言われています。朝食のお味噌汁や卵かけご飯、ヨーグルトや野菜ジュースにスプーン1杯入れてみてはいかがでしょうか。


渡部さんの作るエゴマ油については、「日本エゴマの会・ふくしま」のHPも御覧ください。

■日本エゴマの会HP http://egoma.co/



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