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福島県のごはん日記

【本格販売開始「里山のつぶ」】JA会津よつば南会津水稲部会 弓田市治さん

2018/12/28 10:50 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん お弁当 くらし 健康

 「日本のおいしいお米といえばコシヒカリ!」と思っていらっしゃる皆様、スーパーやデパートのお米売り場をのぞいてみてください。ここ数年の間に、日本全国で新しい品種が次々生まれており、様々な銘柄をご覧いただくことができるはずです。米どころ東北においても、「青天の霹靂」(青森県)や「銀河のしずく」(岩手県)、「つや姫」(山形県)など、各県工夫を凝らしたネーミングと独自のおいしさを売りにした新品種が、次々とデビューしています。


 福島県でも、開発に15年の歳月をかけた新品種「天のつぶ」が平成23年にデビューしました。「天のつぶ」は、平坦地での栽培に適した品種で、さっぱりした食味、ふっくらした炊き上がり、しっかりした粒で歯ごたえがあるのが特徴です。

 今回ご紹介する「里山のつぶ」は、平成29年にデビューし、平成30年から本格販売が開始されました。福島県が11年の歳月をかけて開発した中山間地向けの品種で、県内の冷涼な里山で広く栽培される品種になって欲しいという願いから命名されました。粒が大きく「天のつぶ」のような、しっかりした食感と、適度な粘りが特徴のお米です。

 南会津地方は、里山のつぶの栽培適地であることから、下郷町や南会津町を中心に作付が進められています。今回ご紹介する下郷町の弓田市治さんは同町内の音金地区で水稲を中心に農業を営まれており、JA会津よつば南会津水稲部会の「里山のつぶ生産班班長」として、平成29年から約8ヘクタールの作付けを開始しました。


 弓田さんは、昭和30年から稲作を行っている超ベテランで、就農当時は「オイラセ」と言う品種を栽培していたそうです。近年では寒さに強い「あきたこまち」を主に栽培されていたとのことで、あきたこまちとの違いを伺ってみると「里山のつぶは倒伏しにくく病気にも強いため、栽培に手間がかからない。今後、農家が高齢になり省力化が更に必要となってくれば、うってつけの品種だ。」とのことでした。現在、音金地区全体に里山のつぶの作付けが広まっており、栽培のしやすく収量性も優れていることから、「今後更に拡大していくのではないか。」とも話されていました。


 普段は、ふっくらと炊きあがった白米に、手作りのお漬け物をおかずに召し上がることが多いそうですが、他にも食べ方を聞いてみると「粒がしっかりしていて、粒張りも良く、噛み応えがあるため、生卵をかけて食べると食感が損なわず美味しい。」とのことでした。

 また、「音金地区の冷たくてきれいな山の水で育っていることも皆さんに知ってほしい。」と里山のつぶへの思いも語ってくださいました。

 里山のつぶは、県内スーパー各店において販売されています。ぜひ一度ご購入いただき、そのおいしさを体験してみてください! 


ふくしまの米:http://fukushima-pride.com/fukushimanokome/kind.html

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