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福島県のごはん日記

飯舘村の農家レストラン営業再開! ~「気まぐれ茶屋ちえこ」佐々木千栄子さん~

2019/09/13 22:00 昼ごはん 旅行・お出かけ くらし

 

 東京電力福島第一原子力発電所事故により営業を休止していた、飯舘村にある農家レストラン「気まぐれ茶屋ちえこ」。今年の5月に営業を再開した、店主の佐々木千栄子さんにお話を伺いました。


 佐々木さんは、以前は葉たばこを生産する農家でした。15年程前に飯舘村が市町村合併論議の末、合併せずに独自路線を進むことが決まったとき、佐々木さんは、「私も何か村おこしの役に立てないか」、「女性として自立したい」と考え、平成17年に葉タバコを乾燥させる倉庫を改装し、農家レストランを始めました。開業後、佐々木さんは乳がんが見つかるなどの困難を乗り越えながら経営を続け、レストランは、遠方からも人が訪れる店に成長しました。


 しかし、原子力発電所の事故により飯舘村が計画的避難区域に指定されたことに伴い、避難を余儀なくされ、レストランは休業へ追い込まれました。

 平成29年3月末に村の大部分の避難指示が解除となってから、佐々木さんは昨年の夏頃から再開に向けて準備を始めました。イノシシに荒らされた庭に花を植え、レストランの屋根等を補修し、キッチンはお客さまの顔が見えるよう、カウンタータイプに改装しました。


 事故前は佐々木さんが育てた野菜をはじめ、地場産品を使用していましたが、現在は、福島市の農家さんや農産物直売所からお米や野菜を直接仕入れ、新鮮で美味しい野菜を提供しています。




 佐々木さんは、「いつかは飯舘村産のお米や、自分の畑で採れた野菜で料理を振る舞いたい」と話していました。


 農家レストラン「気まぐれ茶屋ちえこ」は、火・水・木曜日の昼のみ営業しており、11~15時までランチを提供しています。料理は佐々木さんの手作り。メニューは、その日の仕入れた野菜などにより決めていくので、日替わりになっています。 


 この日のランチは、竹の子とじゃがいもの煮物、ゼンマイの炒め物、ほうれん草のごま和え、生野菜サラダ、漬け物、これにあおばた豆ご飯と、豆腐とネギのみそ汁に、デザートのりんご。県内で収穫された野菜をふんだんに使用し、料理は全部、佐々木さんが手間暇かけた品ばかりです。


 お店は囲炉裏がある古民家風のお部屋になっており、落ち着いた雰囲気の空間で居心地が良く、お腹も心も満たされました。是非お出かけになってご賞味ください。


■農家レストラン「気まぐれ茶屋ちえこ」(福島県飯舘村佐須字佐須200)

 営業日:火・水・木曜日 11時00分~15時00分

 電 話:0244-42-1303



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