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福島県のごはん日記

~大きなじゃがいもで作るガレットは横田家の味~ 福島県須賀川市 横田農園・横田祐子さん

2020/01/17 14:21 朝ごはん 昼ごはん 子ども 旅行・お出かけ 家族

 

 須賀川市の横田農園では、ゴロゴロと大きなじゃがいもは自家用、身近な方へお裾分けをするように栽培しています。「須賀川市あたりは大体の農家がじゃがいもを作っているよね」と横田祐子さん。ご実家も須賀川市内で農業を行っており、じゃがいも収穫時に選別をして、売り物にならない小さなじゃがいもは福島県の郷土料理「味噌かんぷら」でよく食べているそうです。


 じゃがいもをすりおろして塩を加えて焼いて作る「じゃがいものガレット」は横田家の味。40年前に祐子さんがお嫁にきてお姑さんから教わり、作り始めた横田家の味だそうです。シンプルながら味わい深い一品です。



 現在栽培しているじゃがいもの品種は黄爵(とうや)。形は球形から長球形で、比較的サイズが大きい物が出来やすく、皮色と肉色は黄色です。「ガレットを作るのは黄爵(とうや)が美味しい」と祐子さんとお姑さんの正子さん。ご主人の泰和さんも大好物だそうです。

 

 種芋を植えると、芽が伸び、20~30日後には出芽(地上に芽が出る)します。芽の高さが15cm程度に育ったら土寄せを行い、芋が土の中で育つ環境づくりをしています。じゃがいも生産のこだわりは種芋が土の中で腐らないように、深く植え付けないことだそうです。

 収穫後のじゃがいもは米袋に入れて保存しますが、米袋にリンゴを入れておくことで、じゃがいもから芽が出てこないようになり、通年で食べることができるそうです。生産者の方だからこそ知っている保存方法を教えていただき、その知恵や工夫に驚きました。


 祐子さんが本格的に農業を始めたのは15年前から。横田農園はブドウの栽培を主として行っており、平成28年度には福島県農業賞(農業経営部門)を受賞されました!また、横田農園には加工所もあり、祐子さんを含む3名で大福、柏餅などを作っています。



 祐子さんは福島県農業指導士もされています。また、福島県農産物加工者連絡協議会の会長として、会のメンバーである県内の農産物加工者の方達と、自己研鑚として加工品の表示・衛生・保存の方法や、郷土料理の研修会なども行っているそうです。祐子さんのキラキラした表情と元気の源は、横田農園の新鮮な野菜と果物、そして…じゃがいもかもしれない!と感じ、取材を終えました。

 じゃがいもは自家用のため販売はされていませんが、横田農園のブドウや大福、柏餅は、JA夢みなみの直売所「はたけんぼ」で購入することができます。


■JA夢みなみ「はたけんぼ」(営業時間9:00~18:00 定休日:第一水曜日)

 住所:福島県須賀川市卸町54 

 電話:0248-73-5261

 https://www.ja-yumeminami.or.jp/service/?id=2


※この記事は、2017年9月にインタビューした内容をまとめたものです。



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