8d671bcb35416af0a2de8a1820ba71c6?1470115217
福島県のごはん日記

~届けたいのは地の味と力 会津テロワール~福島県会津坂下町「リオリコ農園」 豊川 庸平・智美さん

2021/01/15 17:13 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん お弁当 お買い物

会津坂下町の農業者、豊川さん夫妻は2014年に智美さんの故郷である会津坂下町に家族でUターンして農業を始め、今では主に会津伝統野菜や固定種・在来種野菜を栽培し、薬草の加工販売もしています。


 豊川さんの農業は、2つの大きな特徴があります。1つ目は、先人の知恵である会津農書(※1)とBLOF理論(※2)を取り入れた「酒粕」での土作り、そして、2つ目が、可能な限り自家採種する「種」を次世代に繋ぐ持続可能な農業です。

※1 1684年(江戸時代中期)に佐瀬与次右衛門が著述した農業指導書

 ※2 Bio Logical Organic Farming:生態系調和型農業理論

 土作りにアミノ酸などを含む酒粕を使うことで、野菜のうまみが増し、えぐみが少なくなるそうです。その酒粕は、会津の酒蔵から分けてもらったものを使用しています。

また、翌年の作付けのために、品目ごとに種取りをするのですが、育ちが悪い野菜の種だと翌年の生育に影響するため、できるだけ元気な野菜から種取りをするそうです。豊川さんは、「近年の気候変動にも適応し、日々進化を続けている野菜の種を次世代に繋ぐことが大事」だと教えてくれました。


リオリコ農園の野菜は、地元の道の駅などで販売されていますが、大口の取引先として首都圏の飲食店があり、日本最大級の産直サイト「ポケットマルシェ」でも購入可能です。さらに、今年から首都圏の百貨店でも一部販売されているそうです。

豊川さんは、「例えば会津伝統野菜の余蒔きゅうりは、一般的なきゅうりに比べ生育が遅く、収益率は低いけれど、食味が良いので、 野菜嫌いのお子さんに沢山食べてもらえたり、昔からこの地で栽培されてきた伝統野菜を懐かしく思う消費者や、美味しく調理してくれる料理人との出会いなど、やっていてよかった」と話していました。


リオリコ農園の会津伝統野菜などに興味のある方は、専用HPから注文することもできますので、ご自宅でひと味違う在来種野菜を味わってみてはいかがでしょうか。



クックパッドブログへの
ご意見・ご感想をお聞かせください