8d671bcb35416af0a2de8a1820ba71c6?1470115217
福島県のごはん日記

~毎日の食事がちょっと楽しみに。優しいおいしさをお届けします~ ファーマーズハウスさわ

2021/03/25 13:27 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん 作りおき お酒・おつまみ お買い物 健康

ファーマーズハウスさわ 中村彰宏さん、公一さん、優里さん


福島県いわき市渡辺町で「ファーマーズハウスさわ」を営む中村さんご一家にお話を伺いました。

ファーマーズハウスさわでは、椎茸の原木栽培と水稲、ズッキーニやミニトマト等の夏野菜を生産しています。原木栽培とは、丸太(原木)に穴をあけ、きのこの種菌を打ち込む生産方法で、年間約2,200本の原木で椎茸を生産しています。毎年2~3月に長さ約90cmの原木1本につき約50箇所に植菌を行い、夏の間は椎茸菌が原木全体に広がり椎茸が発生する準備が整う「ホダ化」を待ちます。ホダ化が完了した原木を「ホダ木」といい、10月頃から翌年の春まで収穫することができます。


公一さんは、会社に勤めながら妻の優里さんと協力して農業をしていましたが、県外に進学していた息子の彰宏さんが7年前に戻ったことをきっかけに、今では彰宏さんが代表となり、「ファーマーズハウスさわ」として家族3人協力して取り組んでいます。

彰宏さんは、もともと必ずしも農家を引き継ごうとは思っていませんでしたが、大学院で県外の限界集落の地域計画に関する研究をしているうちに、生まれ育った故郷と農業を営む実家の可能性に気づき始めたとのこと。そこで平成26年に思い切って実家へ戻り、就農することに決めたそうです。

農家として長年同じ作業をしていた公一さんは、新しいことにはなかなか挑戦しづらくなっていましたが、彰宏さんが戻ってからたくさんの変化がありました。加工場の設置やイベント出展、椎茸の市場調査などを行ったり、彰宏さんが開設したサイトを見てくれた東京の飲食店の方から声がかかり新たなつながりが生まれたりすることもあったため、「やはりこれからの農業には若い人の力が不可欠だ」と実感しているそうです。

中でも加工品の開発は、優里さんがずっとやってみたいと思っていたことの一つでした。何度も失敗を重ねましたが、試行錯誤の末、椎茸のピクルスや煮物、旬野菜のピクルスなどを完成させることができました。



加工品を販売する時に農園の名前が必要だろうと考え、代々農業を営んできた中村家に初めて「ファーマーズハウスさわ」という名前をつけました。「さわ」は中村家の屋号で、家族で協力しながらアットホームな農園でありたいという想いが込められています。

最後に彰宏さんからメッセージをいただきました。

彰宏さん「心を込めて作ったものを、お客さんに「おいしい」と言ってもらえるのが私たちにとっていちばんの喜びです。これからも、おいしい椎茸、野菜を多くの方に楽しんでいただけるよう、私たちのペースで前に進んでいけたらと思います。」



【ファーマーズハウスさわ】

 TEL:090-4042-3520

 Mail:nakamurafhs@gmail.com

 所在地:いわき市渡辺町中釜戸字大木田65

 Web:https://www.nakakamado.com

 

クックパッドブログへの
ご意見・ご感想をお聞かせください